「一日5分 奇跡を起こす 4行日記」小林恵智

shin_232010-09-08



○4行日記とは何か?
・「4行日記」とは、常に「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4行構成
・4行日記は、自分へのメッセージ。
一日の終わりに今日一日どのように過ごしたかを振り返り、ひとつだけテーマを選んで4行のフォーマットで書きとめる。
書きとめることで一日に区切りをつける。
・「一日一生」という言葉が禅にある。
一日一日区切りをつけ、毎日生まれ変わる考える。

○具体的な書き方
・今日起きた「■事実」に対して「◆気づき」を書く。
「●教訓」はその気づきから得られた自分へのメッセージです。
最後の「★宣言」は、反省したことが「実現している」「できている」というポジティブな宣言をする。

○自分が目指していることが見えてくる
・「宣言」をまとめて眺め、共通項を探すことにより、ありたい姿、当面の目的や目標、人生の目的や目標が見えてきます。

○4行日記を書いてみよう!
・「■事実」の書き方
一日にあった出来事を24時間分、振り返ってみる。
いくつか出てきた出来事の中から、「これはとても重要な出来事だ」「これができなかった」と思う出来事を選び、短い分で事実のみをすっきりまとめる。
事実のみを書くということを心がけましょう。
・「◆気づき」の書き方
「あっ、そうか!」とひらめいたこと。
発見、感想、印象など小さなことでもいいので書きとめる。
完成型の順序は、常に事実→気づき→教訓→宣言となる。
・「●教訓」の書き方
自分のことはでもいいし、格言や諺からいんようしてもいい。
・「★宣言」の書き方
「私は」で始める肯定的で単純な文。
今日はできなかったけれど、明日(将来)はできるようになりたいと思うことを、できていることとして「宣言」する。
気づき、教訓から「こうありたい」と思おう姿を思い描き、それを実現できていることとして書き出す。

○4行日記のプライムタイム
・日記を書く一番のおすすめは、「一日の終わり」です。

○〜人生を謳歌するヒント〜
・もし今、自分に対し、自分自身の人生に対し、何か不満なことがあるとすれば、そのすべては自分自身の選択の結果である。
・あなたがこの瞬間に何を考え、いかに行動するかで、あなたの今後の人生が変化する。

○「本当にこうあろう」というのが宣言である。
・「こうありたいけど今はしていない、できていない」ことを「している」と、すでにできていることとして言い切ります。

○目的・目標を達成する方法
・あなたの目的・目標、ありたい姿を「できている」こととして4行日記の中で「宣言」し続けることで、潜在意識にアクセスし、潜在意識の中で当たり前の現実であり達成している事実とする。

○書いておしまいではなく、繰り返し目を通しましょう

○宣言する目標のチェックポイント
1 【できていること】は目標にしない
2 【明日できていたいこと】が目標
3 【明日できていたいこと】を今日できていると宣言するのが「宣言」
4 【できるまで】毎日宣言し、潜在意識を調教するのが自己改革
5 できてしまえば、無為自然。自分の行動様式となる
→だから、「〜している」と書く

○目標の内容
・人生の目的(ゴール)が明確にならなければ、目標がリアリティを持たない
・リアリティがなければ、目標達成の【必然性】にならない。 つまり達成への動機付けにならない。
・究極の目標(ゴールのひとる手前)こそ【理想の自分】
・理想の自分の属性(立場)の形容詞こそが【あるべき毎日の姿】(マイルストーン
・【あるべき毎日の姿】に至る道筋の必要条件が、【明日の思考・行動様式】(毎日の自己宣言)

○一日一生
・瞬間瞬間を完全に燃焼し、今日を精一杯生きること。
目の前にあるすべきことに全力であたりましょう。